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特集 — ネットワーク構成図

会社の人数で選ぶ、ネットワーク構成図 7パターン

従業員5〜50名・IT専任者がいない会社向け | 費用は買い切りとランニングコスト(月額×12か月)に分けて表示 | 更新日:2026年11月4日

従業員5〜50名・IT専任者がいない会社向けに、「回線から機器まで何が要るか」と「いくらかかるか」を、構成図と見積もり形式で並べました。費用を抑えた型から、店舗向け・拠点間VPNまで7パターンです。自社に近い型から見てください。

PR表記:このページには Amazon アソシエイトおよびアフィリエイトプログラムのリンクが含まれます(機器リストの製品には、すべて購入リンクを設定しています)。価格はすべて2026年11月時点の目安で、変動します。当サイトは製品の販売・設置・個別の設計は行いません。ここで挙げるのは一般的な構成例であり、自社に合うかどうかは回線契約・建物の配線状況・業務内容によって変わります。
※価格は、Amazon の検索結果表示および価格.com の掲載価格をもとにした目安です。

7パターンの目次(人数と特徴で選ぶ)

パターン人数・場面特徴買い切りの目安
1.〜5名・節約構成〜5名買い切りを抑えた最小型。セキュリティの下限は守る約148,380円
2.〜5名・最小構成〜5名業務用ルーター+NASの基本形約243,180円
3.〜10名・バックアップ重視〜10名NAS+外付け+クラウドでバックアップを二重・三重に約261,180円
4.〜20名・来客Wi-Fi分離〜20名来客用Wi-Fiと社内を「壁」で分ける約300,980円
5.テレワーク併用型〜30名自宅からVPNで会社のファイルに届く約291,180円
6.店舗・接客業型店舗1店レジ・決済と来客Wi-Fiを分離。営業時間中の安定性重視約269,480円
7.〜50名・拠点間VPN型本社+支店2拠点をVPNでつなぎ、ファイルは本社に集約約565,960円

※買い切りの目安には、機器代とフレッツ光の回線初期費用(1拠点あたり22,880円)を含みます。パターン7は2拠点分です。ランニングコストは各パターン内に記載しています(基本は1拠点あたり月 約7,040円〜)。

パターン 1 〜5名・節約構成

買い切りを抑えても、下限は守る構成 / まずは予算を抑えて始めたい小さな会社

向いている会社:社員5名までで、とにかく初期費用を抑えたい会社。ただし「VPNが使えるルーター」と「バックアップがあること」の2点は削っていません。ここより下は、安さと引き換えに事故の確率が上がります。

構成図

インターネット 社内(業務) インターネット 外の世界 光回線(ONU) 光回線の受け口になる機械 VPN対応ルーター(Wi-Fi一体型) 出入口の番人。Wi-Fiの電波もこの1台から バッファロー VR-U300W PC(〜5台) 有線でもWi-Fiでも接続 複合機 印刷・スキャンを全員で使う NAS みんなのファイル置き場 Synology DS223j/HDD 4TB ×1 自動バックアップ 外付けHDD NASの控え(世代バックアップ) UPS(停電対策の電池) ルーターとNASにつなぐ。停電しても安全に停止できる
図1:ルーターとWi-Fiを1台にまとめ、NASのHDDは1台だけ。その代わり、外付けHDDへの自動バックアップで「データの控え」を確保する。← 削ったのは台数と容量。「守り」の仕組みは削っていない
インターネット 社内(業務) 実線=有線LAN(矢印の向きにつながる) 破線(赤)=バックアップの流れ
この図の読み方:入口はルーター1台。Wi-Fiもこのルーターから出すので、アクセスポイントは買いません。NASはHDD 1台だけにし、故障や誤削除への備えは「外付けHDDへの自動バックアップ(世代管理)」で受けます。

機器リストと費用の内訳

機器製品例価格の目安購入
VPN対応ルーター(Wi-Fi 6一体型) バッファロー VR-U300W(IPsec VPN・VLAN対応) 約31,500円 Amazonで確認
NAS本体(2ベイ) Synology DS223j(HDDは別売) 約33,500円 Amazonで確認
NAS用HDD(4TB)×1 WD Red Plus WD40EFPX(NAS用・CMR) 約28,000円 Amazonで確認
バックアップ用 外付けHDD(4TB) バッファロー HD-EDS4U3-BE(NASにUSB接続) 約18,000円 Amazonで確認
UPS(無停電電源装置) APC BE550M1-JP E(550VA/330W) 約14,500円 Amazonで確認
機器代 合計約125,500円
買い切り|機器代の合計(上の表)約125,500円
買い切り|回線の初期費用(契約料880円+標準工事費22,000円、いずれも税込)22,880円
買い切り 合計(一回きりの費用)約148,380円
ランニングコスト|フレッツ光 月額(ネクスト 1ギガ・ファミリー、税込)5,940円/月
ランニングコスト|プロバイダ月額(別契約の目安)1,100円〜/月
ランニングコスト 月額 合計約7,040円〜/月
ランニングコスト 1年分(月額 ×12か月)約84,480円〜

※回線の月額・初期費用は NTT東日本・西日本公式の料金(2026-11-04確認)。建物がマンションタイプの場合は、回線月額が 3,355円〜(税込)になります。プロバイダ料金は契約先によって変わります。

※ランニングコストをさらに抑える方法として、回線を「光コラボレーション(プロバイダ一体型の光回線サービス)」に替える選択肢もあります。月額が下がる場合がありますが、条件や工事の扱いは事業者ごとに違うため、契約前に総額(初期費用+月額×利用年数)で比べるのが確実です。

※複合機は機種で価格差が大きいため合計には含めていません(A3対応カラー複合機で概ね5万〜8万円が別途の目安)。設定作業を外部に頼む場合は、その作業費が別にかかります。

回線はこれが前提:この構成の回線は、フレッツ光ネクスト(1ギガ)を前提にしています。フレッツ光は回線(NTT東日本/西日本)とプロバイダが別契約で、上のランニングコストにはプロバイダ料の目安を含めています。
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注意点

  • NAS の HDD が1台だけなので、HDD が壊れると復旧はバックアップからになります(その間、ファイルは使えません)。「止まると困る」会社はパターン2(RAID1)のほうが向いています。
  • 外付けHDDへのバックアップは、世代を残す設定(過去の状態にも戻れる形)にする。1世代だけだと、ランサムウェアや誤削除に気づいたときに一緒に上書きされていることがある。
  • ルーター一体型の Wi-Fi は、事務所が広い・壁が多いと届かない場所が出ます。その場合は法人向けアクセスポイントを1台足す(パターン4参照)。
  • 有線でつなぐ機器が増えたら、スイッチ(分岐ハブ)が別途必要になります。人数が増える見込みがある会社は、最初からパターン2を検討してください。
パターン 2 〜5名・最小構成

まず「止まらない・無くさない」だけを固める構成 / 小さな事務所・士業・店舗の事務部門など

向いている会社:社員5名まで。ファイルは NAS に集約し、PC が壊れても仕事が止まらない形にしたい会社。今は家庭用ルーターでなんとなく運用している会社。パターン1との違いは、ルーターとスイッチを業務用に分け、NASをRAID1(HDD2台)にしている点です。

構成図

インターネット 社内(業務) インターネット 外の世界 光回線(ONU) 光回線の受け口になる機械 VPN対応ルーター 出入口の番人。VPNの拠点にもなる ヤマハ RTX830 スイッチ(8ポート) 有線の分岐ハブ ヤマハ SWX2110-8G PC(〜5台) 仕事に使うパソコン 複合機 印刷・スキャンを全員で使う NAS みんなのファイル置き場 Synology DS225+/RAID1 UPS(停電対策の電池) ルーターとNASにつなぐ。停電しても数分は動かせる
図2:上から下へ、インターネット→ルーター→スイッチ→各機器と、一方向に流れる。機器は4種類だけに絞る。← 家庭用ルーターとの違いは「VPNが使える・ログが残る・止まりにくい」の3点
インターネット 社内(業務) 実線=有線LAN(矢印の向きにつながる)
この図の読み方:外からの入口はルーター1つだけ。中ではスイッチが有線を振り分け、ファイルはNASに集めます。停電対策のUPSは、止まると困るルーターとNASだけにつなげば十分です。

機器リストと費用の内訳

機器製品例価格の目安購入
VPN対応ルーター ヤマハ RTX830(ギガアクセスVPNルーター) 約65,000円 Amazonで確認
スイッチ(8ポート) ヤマハ SWX2110-8G(シンプルL2スイッチ) 約19,800円 Amazonで確認
NAS本体(2ベイ) Synology DS225+(HDDは別売) 約65,000円 Amazonで確認
NAS用HDD(4TB)×2 WD Red Plus WD40EFPX(NAS用・CMR) 約28,000円 ×2 = 56,000円 Amazonで確認
UPS(無停電電源装置) APC BE550M1-JP E(550VA/330W) 約14,500円 Amazonで確認
機器代 合計約220,300円
買い切り|機器代の合計(上の表)約220,300円
買い切り|回線の初期費用(契約料880円+標準工事費22,000円、いずれも税込)22,880円
買い切り 合計(一回きりの費用)約243,180円
ランニングコスト|フレッツ光 月額(ネクスト 1ギガ・ファミリー、税込)5,940円/月
ランニングコスト|プロバイダ月額(別契約の目安)1,100円〜/月
ランニングコスト 月額 合計約7,040円〜/月
ランニングコスト 1年分(月額 ×12か月)約84,480円〜

※回線の月額・初期費用は NTT東日本・西日本公式の料金(2026-11-04確認)。建物がマンションタイプの場合は、回線月額が 3,355円〜(税込)になります。プロバイダ料金は契約先によって変わります。

※複合機は機種で価格差が大きいため合計には含めていません(A3対応カラー複合機で概ね5万〜8万円が別途の目安)。設定作業を外部に頼む場合は、その作業費が別にかかります。

回線はこれが前提:この構成の回線は、フレッツ光ネクスト(1ギガ)を前提にしています。フレッツ光は回線(NTT東日本/西日本)とプロバイダが別契約で、上のランニングコストにはプロバイダ料の目安を含めています。
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注意点

  • NAS は RAID1(2台の HDD に同じ内容を書く)にし、さらに大事なフォルダはクラウド等への追加バックアップを検討する。RAID は「故障に強い」仕組みで、削除・ランサムウェアへの備えにはならない(備えを厚くするならパターン3)。
  • Wi-Fi が要る場合は、家庭用ではなく法人向けアクセスポイントを1台足す(パターン4参照)。ルーターの置き場所と配線で届く範囲が決まる。
  • ルーターの管理パスワードとファームウェア更新だけは必ず実施する。初期パスワードのままが一番危ない。
パターン 3 〜10名・ファイル共有とバックアップ重視

「ファイルが消えたら会社が止まる」会社のための構成 / 図面・原稿・顧客データなど、失えないファイルが多い会社

向いている会社:〜10名規模で、ファイル共有が業務の中心にある会社。NAS本体の冗長化(RAID1)に加えて、外付けHDDへの世代バックアップと、クラウドへの遠隔地バックアップで「二重・三重」に守る形です。

構成図

インターネット 社内(業務) インターネット 外の世界 クラウドバックアップ 遠隔地に置く、もう1つの控え(任意) 光回線(ONU) 光回線の受け口になる機械 VPN対応ルーター 出入口の番人。VPNの拠点にもなる ヤマハ RTX830 スイッチ(8ポート) 有線の分岐ハブ ヤマハ SWX2110-8G PC・複合機 ファイルはNASに保存する運用 NAS(RAID1) HDD 2台に同じ内容を書く Synology DS225+/WD Red Plus 4TB ×2 外付けHDD 世代バックアップ(過去の状態にも戻れる) クラウドへも控えを送る UPS(停電対策の電池) NASとルーターにつなぐ(バックアップ中の停電が一番危ない)
図3:NASを中心に、控えは2方向へ。外付けHDD(同じ建物の中)とクラウド(遠隔地)。建物ごと被災しても、クラウド側が残る。← 「RAID=バックアップ」ではない、がこの図の要点
インターネット 社内(業務) クラウド 実線=有線LAN 破線(赤)=バックアップの流れ
この図の読み方:通常の流れはパターン2と同じ。違いはNASからの「控えの作り方」で、①HDD 2台のRAID1、②外付けHDDへの世代バックアップ、③クラウドへの遠隔地バックアップ、の3段構えにします。いわゆる「3-2-1ルール」(データを3部、2種類の置き場所に、うち1部は遠隔地へ)の簡易版です。

機器リストと費用の内訳

機器製品例価格の目安購入
VPN対応ルーター ヤマハ RTX830(ギガアクセスVPNルーター) 約65,000円 Amazonで確認
スイッチ(8ポート) ヤマハ SWX2110-8G(シンプルL2スイッチ) 約19,800円 Amazonで確認
NAS本体(2ベイ) Synology DS225+(HDDは別売) 約65,000円 Amazonで確認
NAS用HDD(4TB)×2 WD Red Plus WD40EFPX(NAS用・CMR) 約28,000円 ×2 = 56,000円 Amazonで確認
バックアップ用 外付けHDD(4TB) バッファロー HD-EDS4U3-BE(NASにUSB接続) 約18,000円 Amazonで確認
UPS(無停電電源装置) APC BE550M1-JP E(550VA/330W) 約14,500円 Amazonで確認
機器代 合計約238,300円
買い切り|機器代の合計(上の表)約238,300円
買い切り|回線の初期費用(契約料880円+標準工事費22,000円、いずれも税込)22,880円
買い切り 合計(一回きりの費用)約261,180円
ランニングコスト|フレッツ光 月額(ネクスト 1ギガ・ファミリー、税込)5,940円/月
ランニングコスト|プロバイダ月額(別契約の目安)1,100円〜/月
ランニングコスト 月額 合計約7,040円〜/月
ランニングコスト 1年分(月額 ×12か月)約84,480円〜

※回線の月額・初期費用は NTT東日本・西日本公式の料金(2026-11-04確認)。建物がマンションタイプの場合は、回線月額が 3,355円〜(税込)になります。プロバイダ料金は契約先によって変わります。

※クラウドバックアップ(例:NASメーカーのクラウド保存サービス等)を使う場合、保存容量に応じた月額利用料が別途かかります。容量で大きく変わるため、この表の合計には含めていません。外付けHDDだけでも「二重」にはなります。

※複合機は機種で価格差が大きいため合計には含めていません。設定作業を外部に頼む場合は、その作業費が別にかかります。

回線はこれが前提:この構成の回線は、フレッツ光ネクスト(1ギガ)を前提にしています。フレッツ光は回線(NTT東日本/西日本)とプロバイダが別契約で、上のランニングコストにはプロバイダ料の目安を含めています。クラウドバックアップは夜間に回線を使うため、日中の業務への影響は小さい設計にできます。
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注意点

  • バックアップは「ある」だけでは不十分で、「戻せるか」を一度テストしておく。復旧手順を紙に書いて NAS の横に置くのが、担当者不在の会社では一番効く。
  • 外付けHDDは、バックアップ時以外は外しておく/定期的にもう1台と交換する、とランサムウェアに巻き込まれにくくなる。常時つなぎっぱなしは弱点になる。
  • 世代を何世代残すか(例:日次7世代+週次4世代)で必要な容量が決まる。HDDの容量は、NASの使用量ではなく「残したい世代数」から逆算する。
  • クラウド側の控えは、退職者のアカウント管理とあわせて見直す。誰でも消せる状態のクラウドバックアップは、バックアップにならない。
パターン 4 〜20名・来客Wi-Fi分離

「来客用Wi-Fi」と「社内」を最初から分ける構成 / 来客・取引先の出入りがある事務所、店舗併設など

向いている会社:〜20名規模で、来客や取引先に Wi-Fi を渡す場面がある会社。来客用 Wi-Fi から社内の NAS や PC に届かない形にしておくのが、この構成の主眼です。

構成図

インターネット 会社の中 インターネット 外の世界 光回線(ONU) 光回線の受け口になる機械 VPN対応ルーター 出入口の番人。社内と来客の振り分けもここ ヤマハ RTX830 PoEスイッチ 分岐ハブ。APへ電気も送る ヤマハ SWX2110P-8G/VLAN対応 業務ゾーン(社内) × 来客ゾーン AP① 業務用Wi-Fi 社内専用の電波 TP-Link EAP653 社内PC Wi-Fiでも有線でも接続 PC・複合機・NAS(有線) 業務の機器は全部こちら側に置く AP② 来客用Wi-Fi 来客専用の電波 TP-Link EAP653 来客のスマホ・PC インターネットだけ使える × 来客用Wi-Fiから、業務側のNASやPCへは届かない
図4:業務ゾーンと来客ゾーンの間に「壁」があり、来客用Wi-Fiから社内のNAS・PCへは届かない。分けるのは電波の名前ではなく、中の通り道(VLAN)。← ここを分けていない家庭用ルーター運用が一番多い事故パターン
インターネット 業務ゾーン(社内) 来客ゾーン 実線=有線LAN 破線=Wi-Fi
この図の読み方:入口はルーター1つだけ。そこから先は「壁」で2つに分かれていて、来客用Wi-Fiからは社内のNASやPCに届きません。来客用から業務側へ届かないことが、この構成のいちばん大事な点です。

機器リストと費用の内訳

機器製品例価格の目安購入
VPN対応ルーター ヤマハ RTX830 約65,000円 Amazonで確認
PoEスイッチ(8ポート) ヤマハ SWX2110P-8G(VLAN対応・APへ給電可) 約38,000円 Amazonで確認
法人向けアクセスポイント ×2 TP-Link EAP653(Wi-Fi 6/マルチSSID・VLAN対応。電源はPoE給電) 約19,800円 ×2 = 39,600円 Amazonで確認
NAS本体(2ベイ) Synology DS225+(HDDは別売) 約65,000円 Amazonで確認
NAS用HDD(4TB)×2 WD Red Plus WD40EFPX 約28,000円 ×2 = 56,000円 Amazonで確認
UPS APC BE550M1-JP E(ルーター・NAS・スイッチ用) 約14,500円 Amazonで確認
機器代 合計約278,100円
買い切り|機器代の合計(上の表)約278,100円
買い切り|回線の初期費用(契約料880円+標準工事費22,000円、いずれも税込)22,880円
買い切り 合計(一回きりの費用)約300,980円
ランニングコスト|フレッツ光 月額(ネクスト 1ギガ・ファミリー、税込)5,940円/月
ランニングコスト|プロバイダ月額(別契約の目安)1,100円〜/月
ランニングコスト 月額 合計約7,040円〜/月
ランニングコスト 1年分(月額 ×12か月)約84,480円〜

※回線の月額・初期費用は NTT東日本・西日本公式の料金(2026-11-04確認)。建物がマンションタイプの場合は、回線月額が 3,355円〜(税込)になります。プロバイダ料金は契約先によって変わります。

※AP は1台で業務用・来客用の2つの SSID を出すこともできます(その場合は AP 1台分 約19,800円が下がります)。ただし置き場所が離れている場合は2台構成が現実的です。EAP653 は電源アダプターが別売のため、この構成では PoE スイッチからの給電を前提にしています。VLAN の設定は初期構築時に行うもので、設定作業を外部に頼む場合は作業費が別にかかります。

回線はこれが前提:この構成の回線は、フレッツ光ネクスト(1ギガ)を前提にしています。フレッツ光は回線(NTT東日本/西日本)とプロバイダが別契約で、上のランニングコストにはプロバイダ料の目安を含めています。
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注意点

  • 来客用 Wi-Fi のパスワードは定期的に変え、業務用とは必ず別にする。業務用パスワードを来客に教える運用は、分離の意味がなくなる。
  • 分離できているかは「来客用 SSID に繋いで NAS が見えないこと」で確認できる。設置時に一度テストする。
  • AP の台数はフロアの形と壁の材質で変わる。広い・鉄筋の建物は台数を増やす前提で見積もる。
パターン 5 テレワーク併用型(〜30名想定)

自宅から会社のファイルに「安全に」届く構成 / 在宅勤務が週の一部でもある会社

向いている会社:〜30名規模で、テレワークと出社が混在する会社。自宅 PC からは VPN で会社 LAN に入り、ファイルは NAS とクラウドの併用にする形です。

構成図

インターネット インターネット 外の世界 クラウドサービス メール・文書共有など インターネット越しに直接使う 本社(社内) 光回線(ONU) 光回線の受け口になる機械 VPNルーター 出入口の番人。自宅からの接続を受ける ヤマハ RTX840 PoEスイッチ 本社LANの分岐ハブ ヤマハ SWX2110P-8G 社内PC 仕事に使うパソコン 法人向けAP 社内Wi-Fiの電波 TP-Link EAP653 NAS ファイル置き場 DS225+/RAID1 自宅 社員の自宅PC 会社貸与PCのみ許可 自宅の回線・Wi-Fiを使う 接続は1人ずつ許可制(アカウント発行) VPN:インターネットの中を通る、暗号化された通り道 ファイルの使い分け 共同編集はクラウド/社内寄りはNAS
図5:自宅のPCは、赤い点線(VPN)を通って本社のルーターに入る。ファイルの置き場所は、社内寄りのものはNAS、共同編集が多いものはクラウド、と分けるのが現実的。← 私物PCの接続を許すかどうかは、機器より先に決めるルール
インターネット 社内(業務) 自宅・クラウド 実線=有線LAN 点線=VPN(暗号化された通り道)
この図の読み方:自宅のPCは、インターネットの中に暗号化された通り道(VPN)を作って、本社のルーターに接続します。本社の中の並びはパターン2・4と同じで、クラウドサービスはインターネット越しに直接使います。

機器リストと費用の内訳

機器製品例価格の目安購入
VPNルーター ヤマハ RTX840(RTX830 の後継・VPN同時接続に余裕) 約75,000円 Amazonで確認
PoEスイッチ(8ポート) ヤマハ SWX2110P-8G 約38,000円 Amazonで確認
法人向けアクセスポイント ×1 TP-Link EAP653(Wi-Fi 6。電源はPoE給電) 約19,800円 Amazonで確認
NAS本体(2ベイ) Synology DS225+(HDDは別売) 約65,000円 Amazonで確認
NAS用HDD(4TB)×2 WD Red Plus WD40EFPX 約28,000円 ×2 = 56,000円 Amazonで確認
UPS APC BE550M1-JP E(ルーター・NAS用) 約14,500円 Amazonで確認
機器代 合計約268,300円
買い切り|機器代の合計(上の表)約268,300円
買い切り|回線の初期費用(契約料880円+標準工事費22,000円、いずれも税込)22,880円
買い切り 合計(一回きりの費用)約291,180円
ランニングコスト|フレッツ光 月額(ネクスト 1ギガ・ファミリー、税込)5,940円/月
ランニングコスト|プロバイダ月額(別契約の目安)1,100円〜/月
ランニングコスト 月額 合計約7,040円〜/月
ランニングコスト 1年分(月額 ×12か月)約84,480円〜

※回線の月額・初期費用は NTT東日本・西日本公式の料金(2026-11-04確認)。建物がマンションタイプの場合は、回線月額が 3,355円〜(税込)になります。プロバイダ料金は契約先によって変わります。

※クラウドサービス(Microsoft 365 等)を併用する場合、利用料が 1人あたり月額 約1,000〜2,000円 × 人数分、別途かかります(30名なら月 約30,000〜60,000円が目安)。プランと人数で大きく変わるため、この表の合計には含めていません。テレワーク用の貸与 PC の費用も含めていません。

※(任意)VPNで固定IPアドレスを使う場合は、プロバイダ側の固定IPプランが目安になります(例:OCN光「フレッツ」IP1 は月10,800円(税抜)・プロバイダ料のみ)。基本のランニングコストには含めていません。

回線はこれが前提:この構成の回線は、フレッツ光ネクスト(1ギガ)を前提にしています。フレッツ光は回線(NTT東日本/西日本)とプロバイダが別契約で、上のランニングコストにはプロバイダ料の目安を含めています。
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注意点

  • VPN の入口は攻撃の標的になりやすい。ルーターのファームウェア更新と、強いパスワード+可能なら接続元制限をセットで考える(当サイトの VPN・セキュリティ記事も参照)。
  • 「私物 PC からも繋いでいいか」は技術ではなく会社のルールで決める。貸与 PC のみに絞るほうが、ウイルス対策や退職時の切り離しが管理しやすい。
  • 退職者の VPN アカウント削除を運用に組み込む。作るだけ作って消し忘れるのが、規模が大きい会社ほど起きる。
  • 自宅側の回線速度は会社では管理できない。「VPN が遅い」の切り分け(本社回線か自宅回線か)を最初にできる形にしておく。
パターン 6 店舗・接客業型

レジと決済を止めないための構成 / 飲食・小売・サロンなど、来客がある店舗

向いている会社:店舗を構える接客業。レジ・決済端末と業務PCは「店内(業務)」側に置き、来客用Wi-Fiとは壁で分ける。速度よりも、営業時間中に止まらない・切れないことを優先する構成です。

構成図

インターネット 店舗の中 インターネット 外の世界 光回線(ONU) 光回線の受け口になる機械 VPN対応ルーター 出入口の番人。業務と来客の振り分けもここ ヤマハ RTX830 PoEスイッチ 分岐ハブ。APへ電気も送る ヤマハ SWX2110P-8G/VLAN対応 店内(業務)ゾーン × 来客ゾーン レジ・決済端末 カード・QR決済はここを通る 有線で固定接続(最優先) 業務PC 発注・売上確認・予約管理など NAS・業務用AP(有線) 売上データの置き場/店内業務用のWi-Fi AP 来客用Wi-Fi お客様専用の電波 TP-Link EAP653 来客のスマホ・PC インターネットだけ使える UPS(停電対策の電池) レジ・ルーター・NASにつなぐ。瞬断でも決済が落ちない × 来客用Wi-Fiから、レジ・決済端末やNASへは届かない
図6:レジ・決済は業務ゾーンに有線で固定し、来客用Wi-Fiとは壁で分ける。UPSは「停電」より「瞬断で決済端末が再起動する」事故への備え。← 店舗は速さより「営業中に止まらない」が正解
インターネット 店内(業務)ゾーン 来客ゾーン 実線=有線LAN 破線=Wi-Fi
この図の読み方:骨格はパターン4と同じ「壁で分ける」形。店舗向けの違いは、①レジ・決済端末を無線に頼らず有線で固定する、②UPSをレジにもつなぐ、の2点です。来客用Wi-FiからレジやNASへ届かないことは、パターン4と同じく最重要点です。

機器リストと費用の内訳

機器製品例価格の目安購入
VPN対応ルーター ヤマハ RTX830 約65,000円 Amazonで確認
PoEスイッチ(8ポート) ヤマハ SWX2110P-8G(VLAN対応・APへ給電可) 約38,000円 Amazonで確認
法人向けアクセスポイント ×2 TP-Link EAP653(Wi-Fi 6/マルチSSID・VLAN対応。業務用1台+来客用1台。電源はPoE給電) 約19,800円 ×2 = 39,600円 Amazonで確認
NAS本体(2ベイ) Synology DS223j(HDDは別売) 約33,500円 Amazonで確認
NAS用HDD(4TB)×2 WD Red Plus WD40EFPX(RAID1で使用) 約28,000円 ×2 = 56,000円 Amazonで確認
UPS APC BE550M1-JP E(レジ・ルーター・NAS用) 約14,500円 Amazonで確認
機器代 合計約246,600円
買い切り|機器代の合計(上の表)約246,600円
買い切り|回線の初期費用(契約料880円+標準工事費22,000円、いずれも税込)22,880円
買い切り 合計(一回きりの費用)約269,480円
ランニングコスト|フレッツ光 月額(ネクスト 1ギガ・ファミリー、税込)5,940円/月
ランニングコスト|プロバイダ月額(別契約の目安)1,100円〜/月
ランニングコスト 月額 合計約7,040円〜/月
ランニングコスト 1年分(月額 ×12か月)約84,480円〜

※回線の月額・初期費用は NTT東日本・西日本公式の料金(2026-11-04確認)。建物がマンションタイプの場合は、回線月額が 3,355円〜(税込)になります。プロバイダ料金は契約先によって変わります。

※レジ本体・決済端末・券売機などの店舗専用機器は、この合計に含めていません(契約形態によって提供方法が大きく変わるため)。NAS のバックアップを厚くする場合は、パターン3の外付けHDD/クラウドの考え方を追加してください。設定作業を外部に頼む場合は、その作業費が別にかかります。

回線はこれが前提:この構成の回線は、フレッツ光ネクスト(1ギガ)を前提にしています。フレッツ光は回線(NTT東日本/西日本)とプロバイダが別契約で、上のランニングコストにはプロバイダ料の目安を含めています。店舗は「回線が落ちたら決済も止まる」ため、モバイル回線での予備回線を検討する価値がある業態です(この表の金額には含めていません)。
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注意点

  • 決済端末のつなぎ方(有線指定・固定IP指定・専用回線の要否など)は、決済事業者や加盟店契約の指定が優先です。この図は一般例で、指定と異なる場合は事業者の指定に従ってください。
  • 来客用 Wi-Fi のパスワードをレジ横に貼ると、業務用と混同される事故のもとになる。案内は来客用だけに絞り、定期的に変更する。
  • AP の置き場所は、客席・厨房・バックヤードで届き方が変わる。開店前に店内の端までつながるか歩いて確認する(電波は図面だけでは読めない)。
  • 混雑時間帯に「決済だけは遅くしない」ため、来客用 Wi-Fi には速度の上限を設ける設定も選べる。この手の設定は初期構築時にまとめて行う。
パターン 7 〜50名・拠点間VPN型

本社と支店を「1つの社内LAN」のようにつなぐ構成 / 支店・営業所がある会社

向いている会社:本社+支店で合計〜50名規模。ファイルは本社の NAS に集約し、支店からは VPN 越しに使う形です。本社内では、部門ごと(営業・経理など)に通り道とアクセス権を分ける前提にしています。

構成図

インターネット インターネット 外の世界 本社 光回線(ONU) 本社の受け口 VPNルーター(上位機) 拠点間VPNの本社側。集約の要 ヤマハ RTX1300 PoEスイッチ 本社LANの分岐。部門の振り分けもここ ヤマハ SWX2110P-8G/VLAN対応 部門PC 部門ごとに通り道を分ける 法人向けAP 本社のWi-Fi TP-Link EAP653 ×2 NAS(全社のファイル置き場) 支店からもVPN越しに使う。Synology DS225+/RAID1 UPS(停電対策の電池)ルーター・NAS用 支店 光回線(ONU) 支店の受け口 VPNルーター 拠点間VPNの支店側 ヤマハ RTX830 スイッチ(8ポート) 支店LANの分岐ハブ ヤマハ SWX2110-8G 支店PC 本社のNASをそのまま使う 法人向けAP 支店のWi-Fi TP-Link EAP653 支店にNASは置かない ファイルは本社に集約し、管理とバックアップを1か所に UPS(停電対策の電池)ルーター用 VPNが切れると支店からファイルに届かなくなる。本社側の回線とルーターが全体の要。 拠点間VPN:2つのルーターの間に作る、暗号化された通り道
図7:左右が本社と支店。上の赤い点線(拠点間VPN)でつながり、支店のPCは本社のNASを「同じ建物にある感覚」で使う。本社内は部門ごとに通り道を分ける。← 支店にNASを分散させないのが、管理を増やさないコツ
インターネット 拠点内(本社/支店) 実線=有線LAN 点線=拠点間VPN(暗号化された通り道)
この図の読み方:拠点の中の並びは、どちらの拠点もパターン2と同じです。新しい要素は2つだけ。①本社と支店のルーター同士をVPNでつなぐ、②本社のスイッチで部門ごとに通り道(VLAN)を分け、経理など見せたくない範囲はNAS側のアクセス権でも制限する、二重の分け方にします。

機器リストと費用の内訳

機器製品例価格の目安購入
本社
VPNルーター(上位機) ヤマハ RTX1300(10ギガ対応・拠点間VPNの集約向け) 約188,000円 Amazonで確認
PoEスイッチ(8ポート) ヤマハ SWX2110P-8G(VLAN対応・APへ給電可) 約38,000円 Amazonで確認
法人向けアクセスポイント ×2 TP-Link EAP653(Wi-Fi 6。電源はPoE給電) 約19,800円 ×2 = 39,600円 Amazonで確認
NAS本体(2ベイ) Synology DS225+(HDDは別売) 約65,000円 Amazonで確認
NAS用HDD(4TB)×2 WD Red Plus WD40EFPX(RAID1で使用) 約28,000円 ×2 = 56,000円 Amazonで確認
UPS APC BE550M1-JP E(ルーター・NAS用) 約14,500円 Amazonで確認
本社 小計約401,100円
支店
VPNルーター ヤマハ RTX830 約65,000円 Amazonで確認
スイッチ(8ポート) ヤマハ SWX2110-8G 約19,800円 Amazonで確認
法人向けアクセスポイント ×1 TP-Link EAP653(Wi-Fi 6。電源はPoE給電) 約19,800円 Amazonで確認
UPS APC BE550M1-JP E(ルーター用) 約14,500円 Amazonで確認
支店 小計約119,100円
機器代 合計(2拠点分)約520,200円
買い切り|機器代の合計(上の表・2拠点分)約520,200円
買い切り|回線の初期費用(契約料880円+標準工事費22,000円、いずれも税込)×2拠点45,760円
買い切り 合計(一回きりの費用)約565,960円
ランニングコスト|フレッツ光 月額(ネクスト 1ギガ・ファミリー、税込)×2拠点5,940円/月 ×2
ランニングコスト|プロバイダ月額(別契約の目安)×2拠点1,100円〜/月 ×2
ランニングコスト 月額 合計(2拠点分)約14,080円〜/月
ランニングコスト 1年分(月額 ×12か月)約168,960円〜

※回線の月額・初期費用は NTT東日本・西日本公式の料金(2026-11-04確認)。建物がマンションタイプの場合は、回線月額が 3,355円〜(税込)になります。プロバイダ料金は契約先によって変わります。

※拠点間VPNは、両拠点に固定IPアドレスがあると設定と運用が安定します。固定IPはプロバイダのオプションで、目安は月10,800円(税抜・プロバイダ料のみ、OCN光「フレッツ」IP1の場合)×拠点数です。基本のランニングコストには含めていません。本社の NAS のバックアップは、パターン3の考え方(外付けHDD/クラウド)の追加を推奨します(この合計には含めていません)。

※拠点が3つ以上になる場合は、つなぎ方(本社集約か、全拠点メッシュか)から見直しが必要になります。この図は2拠点の構成例です。設定作業を外部に頼む場合は、その作業費が別にかかります。

回線はこれが前提:両拠点とも、フレッツ光ネクスト(1ギガ)を前提にしています。フレッツ光は回線(NTT東日本/西日本)とプロバイダが別契約で、上のランニングコストにはプロバイダ料の目安を含めています。支店の体感速度は「支店の回線」と「本社の回線」の両方で決まるため、どちらか一方だけ速くても意味がありません。
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注意点

  • 部門の分離は「通り道(VLAN)」と「NASのフォルダのアクセス権」の両方でやる。片方だけだと、設定ミス1つで経理フォルダが全員から見える、が起きる。
  • 支店のファイル利用は VPN の速度がそのまま体感になる。大きな図面・画像を扱う支店では、回線の「上り」の速度と、開くファイルの置き場所(本社NASかクラウドか)を先に検討する。
  • 本社のルーターと回線が止まると、全拠点のファイル共有が止まる。本社の UPS と、障害時に誰へ連絡するかの手順書は必須。予備回線(モバイル回線等)を本社だけでも検討する価値がある。
  • VPN の設定情報(接続先・鍵・パスワード)は、担当者だけが持つ形にしない。設定の控えを金庫等に残し、担当者不在でも復旧できる形にする。

このページは一般的な構成例の提示であり、製品の販売・設置・個別ネットワークの設計は行いません。価格は2026年11月時点の目安で、購入前に各販売ページで再確認してください。

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